Indians、6月を終えて。

こんばんわ、あんこです。
いつものですます調じゃないです。

6月終了時点で35勝41敗と負け越しているIndians。
首位とは10ゲーム差と厳しいところだ。

 

●思わぬ誤算
・Yan Gomesの離脱
4/11でのTigers戦にてYan Gomesにアクシデントが。
守備時にRajai Davisとの本塁上でのクロスプレーで膝を負傷、離脱を余儀なくされた。
2014にシルバースラッガーになり、投手陣を支えた扇の要を失った損失は大きかった。
去年台頭したRoberto Perezや、Royalsから加入したBrett Hayesだけでは穴を埋めきれなかった。
その後、5/24に復帰。

 

・守備の崩壊
Defensive Efficiencyという指標がある。
インプレーとなったボールをどれだけアウトにできたかという指標だ。
(混み入った計算になる指標はあまり好まないが、
現状のIndiansを語る上でわかりやすかったため引用する。)

ココを見るとリーグ平均は.695。
Indiansはダントツに低い.674。
次にエラー数を見てほしい。
リーグ平均は67。
Indiansは69。
つまりエラー数はリーグ平均程度しかないが、アウトを取る効率が悪い、記録に残らないミスが多いということだ。
もちろんこの数字がすべてではないが、中地区首位をひた走るRoyalsは.715でトップ。
※独自研究の部分が多いので鵜呑みにはしないでください

 

・ブルペンの崩壊
これが一番の計算外だった。
去年大活躍したリリーフ陣が相次いでの不調乱調。

Scott Atchison ERA6.86
Marc Rzepczynski ERA3.78
Nick Hagadone ERA4.26
Cody Allen ERA3.55

Brian Shaw ERA2.03
Zach McAllister ERA3.18

ShawとMcAllisterは役割を果たしたと言えるが…
特にERA6.86と成績を落としたAtchisonはすでにリリース。

Allenは4月中のERAが11.57と大爆発。一時はセットアッパー起用になるなど調整を余儀なくされた。
しかし5月は失点4、6月は失点0と今は別人のように落ち着きを取り戻している。

 

 

●プロスペクトの躍動
Cody Anderson(2011、14巡目、24歳)
6/21コールアップ
1勝0敗

7/1時点で2試合を投げ、15.2回をわずか1失点。
三振はそれほど多くないものの打たせて取るピッチングでチームに貢献。
6/29の試合では7回途中までパーフェクトピッチングと圧巻の内容。

Fransisco Lindor(2011、1巡目全体8位、21歳)
6/14コールアップ
.211/.258/.281

攻守にわたって不振のJose Ramirezに変わりコールアップ。
打撃ではそこまで貢献できていないが守備は前評判通り。
特筆すべきは肩の強さで、その強肩と守備力でアウトを量産している。
14試合ですでに14個ものダブルプレーを積み上げている。

 

Giovanny Urshela(2008、アマチュアFA、23歳)
6/9コールアップ
.271/.317/.373

こちらも攻守にわたって不振だったLonnie Chisenhallに変わりコールアップ。
6/30には勝負を決定付ける3ランホームランを見せた。
個人的に好きな選手。

去年前半絶好調だったChisenhall、後半に勝負強さを見せたRamirezが落ち、
まさか6月の時点でプロスペクト三遊間が見れるとは思いもしなかった。
うれしさ半分悲しさ半分と言ったところか。

 

 

●月間MVP
4月に7勝14敗とチーム順位が低迷する中、5月には稀に見るハイレベルな月間MVP争いが繰り広げられた。
Jason Kipnis .429/.511/.706 4HR 17RBI
Prince Fielder .377/.430/.656 9HR 28RBI

どちらが受賞してもおかしくはない成績だったが、Kipnisが受賞。
チームも5月は17勝12敗と勝ち越した。
Kipnisは5月中ヒットが出なかったのは29試合中4試合だけ。うちマルチヒット16試合、3安打以上が8試合。

 

 

●苦労人、メジャーの舞台へ
2007年に読売ジャイアンツに1位指名され、2010年10月に戦力外通告を受けた村田透。
トライアウトにて見初められ、Indiansとマイナー契約。
2011~2015年の間、マイナーで好成績を残していた。
そんな村田に6/28、チャンスが訪れる。

MLBでは過密日程のため、雨などで順延された試合がダブルヘッダーで開催されることが珍しくない。
6/27のOrioles戦が雨で中止となったため、翌日にダブルヘッダーとなったのだ。
ダブルヘッダーが開催される場合、2012年から特殊なルールが設けられており、
その日だけアクティブ・ロースターを1名増やすことができる。その1名に村田が選ばれたのだ。

結果は3.1回を被安打4うち本塁打、5失点(自責は3)と厳しいものであったが、日本のメジャーファンを盛り上がらせた。

 

 

●両打ちの4番打者
両打ちと言っても1人ではない。
右打者のRyan Raburnと左打者のDavid Murphy。
現在IndiansではMLB全体でも珍しい4番打者のプラトーン起用をしている。
しかも指名打者として。
両者とも守備に多少の(Raburnは多少どころではない)難があり、OFは埋まっていることが多いため、
結果的にこのような起用となっているようだ。
終盤にワンポイントピッチャーが出てきたときに代えるということもザラにある。

Ryan Raburn .300/.386/.536 4HR 20RBI
David Murphy .331/.371/.494 5HR 22RBI
これだけ打てているなら代える理由も見当たらない。

 

 

●7月から
ここまで負け越してはいるものの、7/1の試合ではCarrascoがノーノーにあと一歩のピッチングをみせ、打撃陣も好調でRaysに3連勝。
立て直せてはきている。先発陣は元々MLB全体を見てもかなりいい。
投打が噛み合ってきているのでオールスターまでに五分に戻しておきたいところだ。

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